洗濯ダルい。かぁちゃんいつもありがとう。
帰りたい。
あのクソ狭い借家でなく、実家に。
別に実家も広いわけではない。
帰りたい。ZIKKA。
実家の何がいいって洗濯物をしなくていい。
飯はべつにいい、自分で勝手に食う。
掃除もヤバくなったら自分で勝手にする。
ただ洗濯!!
おまえはダメだ!!
実家にいるとなんのマジックか、
雨が降って居ようと, 湿度が高かろうと, 花粉の時期だろうと
毎回いいかんじの服がいいかんじに洗濯されている。
洋服のストックの違いもあるだろうが、
雨の日に洗濯物を乾かす部屋があるのもデカい。
うちには1年ほど前100歳で天寿を全うした、母方のひいばあさんがいた。
なぜか祖父でもなく、本家の叔父でもなく
うちの母が10何年も介護していたわけだがそんなことはどうでもいい。
そのひいばあさんがなくなってからというもの部屋に空きが出来た。
俺が生まれた当初からある大工(現在年収0円)の父が張り切って建てた家だが
その部屋だけはなんだかよく分からない部屋だった。
亡くなった当初は俺がパソコン部屋に改造してやろうと思っていたが、
その意気も潰え。
雨の日に洗濯物を乾かす部屋になった。
部屋干しと聞くと臭そうだが、うちの母親ただ物ではない。
外干しと部屋干しとの区別がつかないまでに仕上げてくる。
さすが「宿題は今度やる」と言った私に「今度とお化けは出たことねぇ。」とか
いうパワーワードを放つだけはある。
当時Twitterがあったなら私はバズっていただろう。
閑話休題。
皆さん知っているだろうか、除湿器なるものがあることを。
参考画像
https://wowma.jp/item/294071904
加湿器は一般的だろう。
エアコンのドライ機能を使えばある程度除湿も出来るだろう。
そんなものでは生ぬるい、と母親。
俺の生前つまり20年以上前に購入し、いまだに現役の怪物が実家にはある。
これを使うと面白いくらい除湿ができ、部屋が笑っちゃうくらい熱くなる。
その上うるさい。
暑いではなく熱い。
どのくらい除湿するかと言えば、湿度70%くらいの部屋で一時間つければ
気持ち2Lぐらい集めているのではないかというレベル。
水を捨てるときは、ざばーーーーんと音を立てるレベルである。
その除湿器を駆使して母はうまいことやるのだ。
正直あの部屋はもう入れない。
年がら年中除湿器の駆動音が都市の喧騒のような轟音で犇めき、サハラ砂漠のごとき
湿度のなさと温度、そして洗濯物のジャングル。
実家の洗濯部屋は世界3箇所の特徴を掴んでいる。
Zikka is Galaxy.
あれ、今日は愚痴の記事だったのに楽しい感じになっちゃった。
では、これから実験なのでよしなに。
かあちゃんいつもありがとう。