らお≠くらめーるの備忘録

らおくらの備忘録, Twitterで呟ききれんことを書く。

70歳の定年まで働かざるを得ない恐怖について

おはようございます、らおくらです。

 

所属大学サークルの文化祭うんぬんで揉めに揉め混迷を極めています。

勘弁してください。

 

先ほど、衝撃的なニュースを耳にしました。

 (書くのを途中で辞めたので全く先ほどじゃありません。)

 

首相が「企業の継続雇用を70歳まで引き上げる」方針を表明。

 

www.yomiuri.co.jp

先日、石破氏との自民党総裁選に勝利し、連続3選となった安倍首相。

いよいよ長期政権となってまいりました。

 

安倍氏の政治についてコメントはしませんが、福田元首相~野田元首相のように

コロコロコロコロと首相が変わり、周囲の国に「日本は1年でトップが変わる」

と揶揄されていたころよりかは良いと思います。

 

さて、その首相が「定年を70歳にしましょう!!」と表明。

 

改憲までをも為さんばかりの首相です、定年なんてサラリと上げてしまうでしょう。

 

今日は、定年が70歳に引き上げられたとき、我々の身に起こるであろうことをまとめ、その対処法について考えていきたいと思います。

 

 

 

1. そもそもなぜ70歳になるまで働かされるのか。

結論としては、我が国の平均寿命に問題があります。

 

今後の記事で、各国の平均寿命と定年の関係性を調べていければ、と思っておりますが

 過去60歳であった定年が65歳まで引き上げられているのは長寿命化が一因でしょう。

 

長寿命化により、高齢者に支払う医療費, 年金は増加する一方です。

 

近年の少子化も伴ってこのままでは、制度が崩壊してしまう。

 

解決方法としてシンプルなのは

 

①年金支給の年齢を引き上げる。

②稼ぐ人を増やす。

 

のふたつ。

 

②は難しいので、定年引き上げればいいや、と。

 

僕といたしましては、国会議員の議員数を減らして無駄を省けと。

 

今後の情報社会を予期できず、「京」への予算を事業仕分けするような人とか...

 

2. 70歳まで働かされるメリット, デメリット

 

メリット

①退職金が多くもらえる...?

僕と同世代の方は長く勤めたら退職金がもらえる、とお考えでしょう。

しかし、それは企業によりマチマチです。

 

以下の画像を参照。

1

http://mukaiyouhei.blog.jp/archives/20170220.html より引用。

 

①, ②のような場合は定年まで勤めるのが吉ですが、

③のように長く勤めすぎると退職金が減ってしまうケースがあります。

 

しかし、個人的には③のように年功序列による役職と実力の乖離, 役職の形骸化を

防げるように感じるため好きです。

 

この項は勤める企業に依りますね。

 

②定年まで勤めることにより、老後の資金を安全に貯蓄できる。

 

私たちは老います。

 

個人差はあるでしょうが、

いつかは自分の思うように頭や体を動かせなくなってしまうでしょう。

 

そういったとき、あなたの尻を拭くのはだれですか?

 

配偶者ですか?子供ですか?孫ですか?

 

彼らがストレスを溜めて、あなたを刺し殺しませんか?

 

そもそもそんなことをさせるべきなのでしょうか。

 

そういったとき、比較的安全に老後の面倒を見てもらえる場所があります。

 

老人ホームです。

 

news.cardmics.com

このサイトにもあるように、老後の資金として3000万は必用です。

配偶者のことを考えると、配偶者と合わせても6000万。

 

これは大変な金額です。

 

サラリーマンの生涯年収は3億円弱と言われていますから、

10~20%は老後の資金として計上しておく必要があります。

 

計算をミスってしまえば「老後破産」という悲しい問題に直面します。

gendai.ismedia.jp

そういった資金を安全に確保するためにも会社に勤めて働くことはベターでしょう。

 

デメリット

①体力的な問題

 

僕の周囲にいる70歳の人間が、

若い人と一緒に働くのはかなり難しいのでは、と思います。

 

エネルギッシュな方はいらっしゃるでしょうが、自分に置き換えて考えたときに

それが出来ると思いますか?

 

僕は体にも心にも自信がありません。

到底70歳まで働いているイメージがつかない。

 

②更なる政策の変化への対応

 

会社員であるうちは、今回の定年問題のように直面する問題は大きいでしょう。

 

たかが5年、と思われるかもしれませんが、

65歳に引き上げが決定したの、2017年のことです。わずか3年前ですよ。

 

国がこうしたからああしなきゃこうしなきゃ、働く年数が増えれば増えるほど

振り回される年数は伸びていきます。

 

3. そもそも長寿の意味とは

これは私見ですが、長生きに意味はないと考えています。

 

何度か話していますが、実家の母は10年以上曾祖母の介護をしていました。

15年前までは一人で家事をしていた曾祖母がアルツハイマー病を患い、

自我を失っていく様は、曾孫の私にも厳しいものがありました。

 

母のように、曾祖母に育てられていたような身近な人間なら猶更でしょう。

 

自我を失い、好きだった食べ物は食べられない、あてもなくさまよう。

ふと我に返り、自分はなにをしているのだろうと思うのかもしれない。

 

私はしたくありません。

 

自殺をしようとは思いませんが、積極的に長生きはしなくていいのかな、と。

 

しかし、現状死にたいとかではないです。

今は今で楽しいので。

 

いうなれば東京事変の「閃光少女」のように太く短い生涯を送りたいものです。

(私がベースを始めようと決心した名曲ですので、ぜひお聞きください)

www.youtube.com

サラリーマンの生涯収入は3億円弱という話をしましたが、

そのうちの何割を自分のために使えているのでしょうか。

 

買う必要のない家を買ったり、見栄のためだけに浪費してしまったり。

 

ムヒカ大統領のスピーチにあるような、昨今の消費社会への憂いを感じます。

 

私たちは、私たちの寿命をコントロールできているのでしょうか。

 

hana.bi

4. 対処法...?

対処法なんてあるのでしょうか。

 

60近くなって国会前に列をなし、「定年を引き下げろ!!」と言いますか。

牛のように歩き、採決を遅らせる議員を褒め称えますか?

 

無駄です。

何万人の一般人の意見より、権力のある一人の意見の方が強いのです。

 

たしかに、その権力者を選挙で選んでいるんだ!!という考えもあります。

 

我々は有権者ですが、有限の立候補者の中から選ぶだけです。

 

こうした方がいいのに、と思うことがあっても

有限な候補者の中に考えがマッチすることがあるでしょうか。

 

マッチしたように感じているかもしれませんが、

それは誰かの受け売りではないでしょうか。

 

時代を創る者にならない限り、時代の流れは変えられないのです。

時代を創る者になるには、実行力や経済力, コネクションが必要です。

 

そのポテンシャルが自分にあるでしょうか。

 

出来ないならば、他の解決策を探るべきでしょう。

 

要は、老後への潤沢な資金があればいいわけです。

 

社会情勢なんかにふりまわされないよう会社以外にビジネスを持って、

稼ぐことがベストだと考えられます。

 

そのビジネスで一儲けすれば、権力者になれるかも知れないしね、という

野望をもったところで今日の内容はここまで。

 

5. 総括

 

1. どうせ定年は70歳になる、と考えといたほうがいい。

 

2. それまで働くって、マジすか。

 

3. それ以外に稼ぐ方法を頑張って探しましょうね。